3月13日、和歌山県串本町から打ち上げられた、民間ロケット「カイロス」。
打ち上げ直後に爆発して炎に包まれた落下物が地上に落ち、火事が発生した映像が流れていて、なかなか衝撃的だった。
結果は残念なことになったが、むしろ好意的な賞賛が多くて驚いた。
『民間の打ち上げロケット第一号が、スムーズに成功するわけがない。むしろ失敗データが蓄積されて次につながるいい結果だった』ということだそう。
そうなのか。私はつい「上手くいかない=失敗」と考えていたようだ。
最近の人たちは「失敗=悪」と考えてしまい、極度に失敗を恐れるようになっているのだという。
この考え方は、近年の風潮のせいだとか教育のせいとかいろいろ言われているようだが、私も知らず知らずのうちにその考え方に染まっていたようだ。
個人的にも、このロケットの打ち上げ失敗は『「前向きな失敗」もある』という学びを得ることができた、いい機会だったように思う。
打ち上げ失敗の直後、Twitter(現X)でいろんなコメントが流れていたが、その中に
「西部警察みたいな爆発だったな」
というコメントがあった。
こういうユーモアを持った人間になりたいと強く思う。
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