大丸百貨店梅田店で開催されている、ディック・ブルーナの絵本出版70周年を記念したブルー絵本展に行ってきた。
場内にはお馴染みの赤・黄色・緑・青(+茶色とグレー)のブルーナカラー彩られたブルーナ絵本の原画がたくさん。
どれも子供のころに1度は見たことのある絵柄ばかり。
うさこちゃんことミッフィーや、ブタのポピー(うたこさん)、クマのボリスなどはもちろん、シンデレラや白雪姫などの童話の作品も展示されている。
私はディック・ブルーナが童話作品も手がけていたことを知らなかったので、これは新たな発見だった。
あと、私はブルーナ作品に登場するキャラクターはみんな女の子だと思っていたけど、ボリスは男の子なのだとか…知らなかった。
今回の展覧会のメインキャラがボリスのこの「傘で飛んでいる」イラスト。
これはブルーナ氏が来日した際に見た光景が元になっているそう。
雨の日にホテルから外を見ていたブルーナ氏が、強風で傘が飛ばされそうになっている人を見て、その光景をスケッチし、ボリスが傘で空を飛んでしまう絵本になったそう。
そのときに描いたスケッチも展示されていたので、ぜひ見てみて欲しい。
展示会場の最後には読書コーナーと題してブルーナの絵本が置いてあるスペースがあり、こちらに掲示されているアートボードなどは撮影可能。
写真を撮っている人や、子どもと一緒に絵本を広げている家族などもたくさん見受けられた。
子どもにも人気なブルーナ絵本、しかもゴールデンウィーク中の開催と言うことで、子ども連れでも楽しめるイベントかと思ったけれども、イラストの展示位置は大人の高さに合わせてあり、幼稚園ぐらいの子でも、作品を見るにはちょっと高いかなぁと言う印象。
親御さんが抱っこしないと楽しめないよなぁ…、と思ったのがちょっと残念だった。
せっかく絵本という子ども向けのコンテンツが展示のメインなのだから、子どもも楽しめるようなものがよかったぁ。
【ブルーナ絵本展】
会場 | 大丸百貨店梅田店 大丸ミュージアム<梅田> |
期間 | 2024年4月24日(水)~5月13日(月) |
開場時間 | 午前10時~午後8時 |
入場料 | 一般1,200円 大高生800円 小中学生600円 |
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